閑話休題的な

思ったことを書きに来ました。


休日だと言うのに何故だかこの時間(現在時刻6:30)に目が覚めたので、良い機会なので色々書いておこうかと思います。正直、耳触りの良い言葉ばかり残すのではなくなってしまうだろうことが予想出来てずっと書くことを躊躇っていたのだけど、時間帯も相俟って思考がクリアになっているのは今しかない気がするので、ちゃんと自分の思うことを書いておきたい。
ということで、なにわ侍ハローTOKYO!! 日生劇場初日に行ってきました。


まずは、ジャニーズWEST、7人でのデビュー、ほんとにほんとにほんとにおめでとう!!

終わった瞬間、純度120%のこの言葉が出たのは間違いないです。ただ、幕間、席から立てないぐらい、他の感情を入れられないくらいにずっと無だったのも嘘じゃありません。なので、そのこともちゃんと書いておきたい。今となっては、あの幕間でネットを開いて他人の感情を一切入れなかったのは正解だったなと思います。初めて日生の電波の悪さに感謝した。

一幕の、自分たちで台詞を考えたと言う舞台を見ながらずっと考えてました。
そもそもわたしがジャニーズWESTを見て行きたいと思った理由のひとつは、四人だったから、です。これは本当に勘違いしないで欲しいんだけど、今回追加された三人が嫌いとか不要とか思っている/思っていたわけではないです。本当に。でもこういう書き方をするとそう思われてしまうだろう可能性があることが本当にこわくて、ずっとどう書けば良いのか迷っていました。誤解されることが怖くて口を噤むのでは意味がないのかなと思って出来るだけフラットに書いているつもりだけど、でもやっぱり、当たり前に三人のことも好ましく思っているからこそ、こう言う書き方をして誤解されるのは怖いです。でもそれを踏まえた上で敢えて言うなら、わたしは多分、自分でも思っている以上に、「選ばれる」と言うデビューの無慈悲さが好きだったんだと思います。選ばれた子たちが作り出すものが、最初はきっと形は歪かもしれないものが、どんなものになっていくのか、それが見たかったのかも知れません。当初四人と言われたジャニーズWESTは、わたしから見ると、出来過ぎているがゆえに不完全で歪に見えました。だからこそ、四人がその形をどう変えていくのかを見てみたくなった。わたしは、この四人であることに意味を見出したかったんだと思います。
だから幕間は、四人は四人であることが嫌だったのかな…?と。それこそ劇中のように、この四人じゃなかったのかも、と思ったのかな…?と、とても悲しくなりました。何よりも、それをすきになろうと思っていた自分の感情がどこへ行けばよいのかがわからなかった。思った以上にお芝居に引き摺られていたんだなあって、今改めて考えるとそう思います。でも、あれは良い意味でも悪い意味でも「台詞」なのだと言うことを意識できない、させない、そう言うお芝居だったから。
そんな自分の意識を言葉ひとつでプラスに変えてくれたのは、他でもないあきとくんでした。
二幕、ショータイムが始まり、期待に膨らむ日生劇場が一番揺れたのは、ジャニーズWESTの名前がひとりひとり挙げられていくあの瞬間だったと思います。名前を挙げたあとにね、あきとくん言ったんです。「自分たちで決めた道です。もう後戻りは絶対しません。」って。それは多分舞台で見せていた役柄「桐山照史」としての台詞ではなくて、ちゃんと、ジャニーズWESTとしての「桐山照史」の言葉で、それを聞いた瞬間、明かりのスイッチがぱちんと切り替わるみたいに、思考が開けました。多分こちらが多かれ少なかれマイナスに思うことなんて向こうは承知の上で、それでも七人でやっていくことを自分たちで決めて、その気持ちを背負ってくれるんだなって思ったら、心がすごく軽くなった。これだけ散々マイナスな言葉を書いておいて何を、と思われるかも知れないけど、その言葉ひとつを「信じられる」と思った。やっぱり、アイドルを信じられると思うことに根拠なくてなくて、そもそも、信じたいと思わされた時点で完敗なんだなって。そこからはもう、ただただ歓喜に沸いていたと思います。こんなにも気持ちを込めて拍手することはそうそうないってくらい、ずっとおめでとうの気持ちをもって拍手が出来たのは、あきとくんのおかげです。自分の気持ちを救い上げてくれたあきとくんには感謝しかない。ほんとに、幕間での自分のあれは何だったんだろうって思うくらい。だってみんな本当に楽しそうに笑うから。なんかもう、すきなこたちが笑ってることが一番の正義だと思ったし、それ以上なことは何もないんだと思ったら、もう考えてたことがどうでもよくなりました。結局アイドルを見るってことは理屈じゃなくて、そのステージに立つ笑顔を見てたいのかも知れないなって。
ここまで書いたけど、これは所謂「自担」がそこにいないから言えることなのではないかな、ってずっと考えていて、いざ自分が自担と言う子が当事者になった時にどうなるのかはわかりません。だから、すごく都合の良いことを言ってるよなあって思っている。そんな自分が、これからのジャニーズWESTを自ユニと呼んでいいのか、すごく迷っています。七人のジャニーズWESTは、既に形が出来上がっているな、と言うのが自分の印象です。それは是非でも好悪でもなくて、ああ、そう言う風に最初から形を変えるデビューの仕方もあるんだなあ、と思ったのが純粋な感想。七人のジャニーズWESTはほんとにほんとに魅力的で、これから何があるんだろうってわくわくしかなくて、あけおめで感じたのとは180度違った、これからを見て行きたいと思わせられる力があります。それは多分、アイドルを見て行く上で健全な、完全にプラスの「見て行きたい」。そう言う意味で、今回の公演は自分にとって完全にあけおめと対になるものだったなあって。その、見て行きたいの種類が変わってしまったことが、今後自分にとってどう左右するのかがまだわからないでいます。こんな中途半端な気持ちを書くのはあまり良くないかなと思ったけど、後から読み返したときに、その時何を考えてたかも大事かなと思って。ジャニーズWESTを自分の中のどういう立ち位置に持ってくるのか、結論は保留です。日生が終わって、次のことが見えたら自ずと答えは出るんじゃないかなと思ってる。デビューシングルが出る頃にどうなっているのかはわからないけど、変わらずに、すきなものをすきって言えていたらいいと思います。