ざっくりと感想を残しておきます。
- 事前知識として:事前の準備は万端にしたい派なので原作を読んで挑んだ
- けど元々自分の好むパターンのお話ではないのでハードルは低めの設定
- ざっくりとした印象は、綺麗に文字を映像化したなあ、と言うかんじ
- 私の中にあった原作神様のカルテ(なんせ読んだのが一年近く前なので正直細かい所は覚えていない)の文字の印象に映像とかテンポとかが近くてそこはすごく安心した
- 原作読んで言って正解かもなーって思った割と稀なパターン
- その割にイチせんせいなさくらいくんと言うのをあんまりイメージしてなかったので、そっかーあんな感じかーと映画館で割と素直に受け止めれたのも良かった
- 原作読んだ時も思ったけど、奇人変人が強調される割にイチせんせいは割とふつうのひとだよなあ、と。内面と言うか感性が普通と言うのかな?ふつうに優しいお医者さんのせんせい
- けど、原作ではどうにもイチせんせいの温度を感じることが出来なくて、うーん、ふつうに優しいせんせいだけどなんか淡白、と思っていたのが、今回映像化されているのを見てすごく温度が伝わってきたのでそれがすごく良かった
- 私が感じたの主に人間らしく悩んでいる栗原一止、と言う温度で、それはインタビューでさくらいくんが話してた、この役をやる時にはずっと悩んでいた、と言うのがリンクして感じられた温度なのかもしれないけども
- それもあって悩んで悩んでイチせんせいを演じたって言うさくらいくんのことを要所要所で考えてしまった
- ので、半分ぐらいはイチせんせいと言うよりはイチせんせいを演じるさくらいくん、に夢中だったと言う方が正しいかもしれない
- あとハルのキャラクターがねー…原作見た時からいまいちよくわかんなくて、映画だったらどうにかなるかな?と思ってたけどそうでもなかった
- ダブル主演(であってる?)で夫婦の設定だった割には夫婦である意味とかイチせんせいがハルに惹かれるハルのキャラクターの魅力って言うのがあんまり伝わってこなかったような?残念
- 予告見た時から覚悟はしてたけど、泣きの演技は「じたん……(沈黙の心境は推して知ってほしい)」ってなるのでやっぱ遠慮したい
- やっぱり原作読んでた時から思ってたけど、最後のはまったくいらない派^ω^
- あれだけ忙しくて寝る暇もないことを強調しておいてやることはやって略と一気に興ざめしてしまう…こどもは神様がくれるものとか純粋に思えるお年頃でもなくてゴメンネ☆
- ほんわか夫婦かわいいとか思えりゃよかったんだろうけどねー。良い感じに現実に引き戻されてしまう感じが個人的によろしくなかった
- 一緒に行ったともだち(ノットヲタ)には「櫻井くんのなで肩が気になって気になって集中できなかった」と言われたので「チャームポイントです^^」とお伝えしておきました
- いやホントに見事なまでになで肩を強調する衣装の数々がすばらしいです
- 途中途中に挟まれる松本の景色がほんとに綺麗。行ってみたいリストに追加
- 全体的な評価は、自分内ハードルが低かった分予想外に満足…まあ包み隠さず言うと、内容的には原作に忠実なのでさほど心は動かないけど(この辺は趣味嗜好の問題)映像化された分自分的におもしろいところはいっぱいあったので良かったです、と言う
そんな感じでした。なんか思ったことの半分も上手く書けなかった。まあ話に関しては元々の好みがねーあるからねー。どうしてもねー。でもその中でも楽しめた方だと思います。神カルについてはこれでちょっと落ち着くのかな?出来ればドラマ始まる前に雑誌のまとめだけしときたい。演技のことはよくわからないけど、イチせんせいと言う引き出しが増えたさくらいくんと言うのはすごく楽しみです。